Mina Urasawa | 浦沢美奈(プーゼ 代表 )
フローリスト、花の写真家、花教室主宰。
京都・西陣生まれ。
1991年「テーブルに花を飾ると幸せが集まってくる」という思いを胸にPOUSSE(プーゼ)を創業。 生まれ育った京都の美意識と、パリスタイルを融合した「プーゼスタイル」で知られる。 花を活け、撮影し、広告・出版分野での仕事に携わる。著書多数。
2019年 G20大阪サミット首脳会談の装花担当。
2020年 著書翻訳版が海外刊行。
2019年 NHK『美の壺』、2022年 NHK国際放送『Core Kyoto』出演。
2025年 『花と短歌でめぐる二十四節気 花の色いろ』
俵 万智 著 浦沢 美奈(花・写真)刊行。(KADOKAWA)
about POUSSE|プーゼ
プーゼは、フローリスト浦沢美奈のアトリエ兼花店として1991年に京都で創業しました。 2019年に小売花店を終了し、フローリスト・花の写真家である浦沢美奈のアトリエとして、 あわせてフラワーアレンジメント教室を運営しています。
浦沢美奈は京都・西陣の生まれ。 パリスタイルに、京都で育まれたシックで華やかな色合いを融合させた花束は、 あしらうリボンを目印に「プーゼスタイル」と呼ばれ、全国に広く知られています。
「テーブルに花を飾ると幸せが集まってくる」というメッセージとともに、 著書やさまざまな媒体での作品発表を通じて、花のある暮らしの楽しみ方を提案しています。
POUSSE はフランス語で「プース」、新芽や発芽のことです。 「プーゼ」と読むのは美術館「ミュゼ」と音を合わせた造語です。 初々しいものばかりがあふれる小さな美術館のような場所にしようと名づけました。
花をいける、花を写す
京都に生まれ、彩りや様式の数々が日常に溶け込んでいた暮らし。 その計り知れない奥行きを、今なお瑞々しく感じながら花を活けること。 意識を介さず指先が選び取る「心地よいバランス」は、 教わることのできない浦沢固有の表現の土台となっています。
1984年、京都の書店・丸善の書棚から、偶然手に取った一冊の洋書を通じ、 花が「ファッション」として自立する姿に衝撃を受けたこと。 その時心に刻まれた花々の色彩と、その見え方を左右する空気の質感こそが、 浦沢が捉えたパリの美意識であり、その純粋な「基準」を磨き続けているのが 浦沢にとっての「パリスタイル」です。
フローリストの眼差しで、花が最も輝く一瞬と一点を捉える。 セオリーに頼らず、自身の網膜が捉えた「花の体温」を定着させる手法を、 浦沢は「念写なんです」と軽やかに笑います。 その言葉には、既存の枠組みに縛られず、心に映る美しさをただ真っ直ぐに表現する世界が溢れています。
【浦沢美奈の仕事・出演例】(2019~)
2019年 G20大阪サミット首脳会談の装花担当
2019年 京都髙島屋 令和元年を祝う装花
2019年 大阪髙島屋 令和元年を祝う装花
2019年 『タカシマヤ ばらのカレンダー』花・写真担当
2019年 NHK『美の壺』出演
2020年 『タカシマヤ ばらのカレンダー』花・写真担当
2021年 毎日放送『京都知新』出演
2022年 NHK WORLD-JAPAN『Core Kyoto』出演
2023年 オードリー・ヘプバーン写真展(ジェイアール京都伊勢丹)エントランスディスプレイ担当
2024年 「モネ 睡蓮のとき」(京都市京セラ美術館)広報企画動画
【主な著書】(刊行順)
『パリ・京都 花のある暮らし12ヶ月 小さな花のナチュラルアレンジ』(主婦と生活社/佐伯美奈共著)
『お花屋さんの花ノート』(文化出版局)
『お花屋さんの花レシピ』(文化出版局)
『花の楽しみ方ブック』(光村推古書院)
『HARMONIE』(マリア書房)
『はなのいろ』(光村推古書院)
『FLEURS à Kyoto』(光村推古書院)
『ばらの本』(光村推古書院)
『京都の花屋プーゼの花日誌』(文化出版局)
『京都の花屋プーゼの花日誌』の中国語版
『京都24节气花艺日志』(机械工业出版社)が2020年に刊行。
年次刊のカレンダー(カレンダー倶楽部)ほか多数(2014~)。